SIer関連メモ書き

SIer関連のメモ書きをしておきます。お客様向けも、業界人向けも、ごっちゃまぜ。

チャットツールは飲食業界と相性が良い

先日のGWを使ってシリコンバレー周辺を、ビジネス視察してきました。

その際に、チャットワークの山本さんにお時間いただきました。

貴重なご意見をいただきまして、大変ありがとうございました。

 

革新的なビジネスが産まれる土地にいき、このご縁があったので、自分なりに「チャットツールで利用料以外に、さらに儲けるためにはどうすれば良いか?」という事を、ちょっと考えてみました。

 

ビジネスアイディア考えるの楽しいー!

…と言うわけで、頭の体操目的のエントリー(無責任な適当アイディア)です。

 

まずは、前提の確認。

 

正直、チャットツールを単体で儲けようと思っても結構辛いと思うんですよね。

競合も多いから、価格は安くしないといけないし、トラフィックが異常に多いからサーバ代も尋常じゃないだろうし、それでいて情報インフラとして重要だから、落ちたらまずい。

広告配信サービスと一緒で、マゾ的なサービスですよねw

 

そこで、アカウントの単価をアップするために、ツール利用料以外のマネタイズを考えてみました。

 

まずは、没にした案。

 

1.広告枠の提供

チャットツールって、ビジネスでの利用がメインなので、広告が流れてきても、ほとんどクリックしないはずです。

また、スマホアプリや有料アカウントには、広告枠を用意することも出来ません。
無料プランの左下枠に広告が出ていますが、そんなに収益は上がってないのでは?と思います。

 

2.オフィス小物の物販

ビジネス関連の小物を、すぐ購入出来るようにするのはどうかな?と思いました。

ただ、普通に考えれば、備品は総務が買いますし、チャット利用中に物を買うことって無いですね。

もうちょっと深堀すれば、何かしら可能性があるかもしれませんが、一旦は没にしました。

 

3.情報交換の場

チャットツール内アカウント同士で、職種や役職などを選んで匿名チャットが出来る機能。

主な利用目的は、ダイレクトプロモーションとアンケート収集など。

ヘッドハンティングとか、色々使えそうかなぁと思いつつ、なかなか難しそうなビジネス(賛否が多そう)なので、これも没にしました。

 

4.タクシー配車

乗車人数、乗車場所、目的地を書けば、配車してくれるサービス。

電話受付をチャットに替えるだけなので、既存のタクシー会社と簡単に連動出来るはずで、タクシー会社側もPCがあればOKという手軽さ。

これは良いかなぁと思いましたが、1件配車して100円もらったとしても、大した売上になりそうもありません。

 

・・・と、いくつか考えた上で、最終的に考え付いた案が、飲食との連動です。

詳しく説明します。

 

重要なのは、チャットツールと親和性のある金の流れです。

 

チャットツールは、ビジネス利用がメインですから、その利用者が個別にかつ定期的に金を使うタイミングは、ランチ、カフェ、手土産、会食くらいです。

全て飲食に関連するものです。

この金の流れをコントロールするのが、良策かと思われます。

 

パッと考えただけで、以下のようなサービスを思いつきました。

 

  • ランチ宅配レコメンド
    ランチ時間直前に、近くのランチ宅配をレコメンドするbot
    または広告枠。
  • カフェ紹介&注文
    営業外出中、近くのカフェ店をチャットで聞けて、即時注文して受け取れるbot
  • ビジネスサポートbot
    手頃な手土産や会食場所をレコメンドしてくれるbot

 

やっぱり、最近はやりのbotが良いかなぁとは思います。

上記したbotの中でも、ランチ宅配botが一番オススメです。

 

美味しそうなお弁当画像を、カルーセル形式でオススメ(飯テロ)されれば、どうやってもクリックしちゃいます。

そして、チャットで同時に注文する人を簡単に集められますから、売上単価も勝手に上がります。

支払いも、各自でクレカ登録させて個別決済させることも可能になるので、まとめ注文時の金のやり取りと言う不便がなくなります。

収益は成果報酬(売上の10%くらい?)とすれば、店集めもそこまで苦労しないし、最初は手数料0で提供すれば、売上だけは簡単に増加します。

さらに、同じ住所、同じタイミングで5人以上(4千円以上等)から注文されれば、5%値引き等のサービスを用意して、チャットツール経由で注文させるメリットを付けるとか。

…色々考えられそうです。

 

契約アカウントの10%が、月1回でも使ってくれれば、だいぶ売上と粗利増になりますね。

 

個人的には、ヘルシーなランチを提案してくれて、チャットツール経由で買っても同じ値段であれば、必ず使うと思います。

実際、うちの会社では、これに近い使い方をしてます。

 

こんなアイディアは、いかがでしょうか?