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SIer関連メモ書き

SIer関連のメモ書きをしておきます。お客様向けも、業界人向けも、ごっちゃまぜ。

SIerから残業を無くす方法

飛行機の中、暇なんでエントリーを一つ書きます。

電通新人さんの過労自殺問題から端を発して、残業問題へと話が移ってきていますね。
この波は、SIerにも確実に来ます。

そこで、SIerから完全に残業をなくす方法を検討してみます。
この際、売上は落とさず、賃金の上昇も抑える形で実現する事を前提としています。

結論から書きますが、以下の5つを実現すれば可能です。

 

1.規則で残業を禁止する
2.受注方式を変える
3.案件を断る
4.自社サービスを販売する
5.不測の事態を織り込む

 

それぞれ詳しく書きます。

 

1.規則で残業を禁止する
まずは、これが必須ですね。
「残業するな!」と口頭で伝えたくらいでは、必ずやる人がいます。
まずは、ここの線を固く引きましょう。

 

2.受注方式を変える
モノを生産すると言った成果物が伴う契約は一切辞めて、技術支援という形に契約を一律変えましょう。
SIerは事業を進行する上での、技術部分で支援する立場にあると、明確に位置付けることです。
「時間単位での技術支援」×「単価」
で価値を提供すべきでしょう。
「約束したものと違う」「約束した納期に間に合わない」みたいな事がなくなります。

 

3.案件を断る
所定時間で出来ない案件は断りましょう。
その代わり出来る仕事を営業して取りましょう。
出来る単位まで分割して、出来るところだけを受けても良いです。
また、受注後にも仕事を解約(変更)出来る契約もしておきましょう。
出来る仕事を増やす方法は「教育」になります。

 

4.自社サービスを販売する
どんなシステムにも共通して必要な事項があります。
そういったものは、単価を決めて自社サービスとして提供しましょう。
例えば、RFP制作、CI構築、コードレビュー、セキュリティ監査、テスト項目消化、etc

 

5.不測の事態を織り込む
多いと月に数回、少なくとも半年に一回くらいは、不測の事態は起きます。
その際に、費用をもらって対応可能な契約にして起きましょう。
加えて、必ず代休や翌日の時短作業化などを契約に盛り込みましょう。

 

上記5項目を満たせるまでの移行期間は、残念ながら、残業または売上減少が伴いますが、これを超えられれば、確実に残業が撲滅出来た上に、売上も落ちません。
むしろ、上がる可能性が高いです。

 

また「都合よく、上記のような契約で仕事がとれるか?」という疑問はあるでしょう。
これについては、現状、問題ないはずです。
そもそも技術者は人手が足りていません。
また、生産性が劇的にあがるので、今までより多く仕事を受けられるようになります。

 

ただし、欠点もあります。
仕事が確実につまらなくはなりますね。
確実に出来る仕事だけを、極力数多く繰り返しやる訳ですから。

この辺をどう考えるかは、その会社の考え方次第、勤める人次第ですかね。

 

上記5つで、絶対に機能する!とは保証出来ませんし、やったらやったで、仕事がつまらなくなって人が辞めた、みたいな副作用があるかもしれません。

あくまで、参考程度に〜!