ITサービスで売れるものを作るのは簡単!とりあえず売るまでは…
受託の会社が調達せずに自社サービスを立ち上げ事業として成立するまでの企画・開発・サポート・マーケティング
このスライドが、なかなか良かった。
弊社も似たようなことをしているので、非常に共感できる。
私もSIerがプロダクト開発に乗り出す際に重要な点をブログにしておく。
最初に断っておくが、自社の経験と、私の知ってる他社事例だけで書いてるので、必ずしも正しいわけではない。
1.売れるサービスをつくるのは簡単
少数のお客様相手に、売れるサービスを作るのは簡単。
その少数の声を聞いて、欲しいという通りに作るだけ。
受託開発にかなり近い。
たぶん、コンシューマー向けであっても一緒。
数名の「この機能があって300円なら使いたい」みたいなニーズを聞いて、作るだけ。
100発100中とまではいかないが、かなりの確率で売れる。
2.思ったより売れる
一定数売れたサービスは思ったよりも売れる。
SNS、ブログなどで宣伝したり、少額でも広告を打てば、必ず反応があるし、意外と買ってくれる。
世間は広いな、と。
3.継続的な黒字化は難しい
そりゃそうだ。
営業頑張るか、マーケティング頑張るか、何かしら頑張るしかない。
少数売れてるのだから、ニーズはあるはず。
「長くやってる」と言うことも評価されるので、頑張り続ければ何とかなるケースもある。
ここを耐える体力は必要。
4.黒字化してからも大変
黒字化できる程度に売れだすと、サポートや既存バグに悩まされる。
既存の大きい競合に目をつけられたり、新規競合も出てくる。
どんなに差別化しても、その差は長続きしない。
と言うわけで、作るば意外と売れるし、頑張ればなんとかなる。
SESや、受託開発しかやってないSIerさんは、是非自社プロダクトに挑戦して欲しい。