SIer関連メモ書き

SIer関連のメモ書きをしておきます。お客様向けも、業界人向けも、ごっちゃまぜ。

【4月入社PG】最初の一歩につまずいた君へ

4月入社した新卒プログラマの皆さん、こんにちは。

 

お盆の時期ですね。 

既に研修を終え、初めてのプロジェクトで先輩プログラマから色々教わりながら頑張っている頃でしょうか?

 

「何でも質問して良いよ」と言われたのに、くだらない質問をして「それくらいググれよ!」と怒られてますか?
先輩は、学校の先生とは違いますからね。
ただ、安心して下さい、通過儀礼ですよ。

 

あと、夏休みはいくら待っても来ません。

夏はクーラーの中、外に一歩も出ずに生産性を高める時期です。
慣れるまで大変ですが、慣れればむしろ快適になります。
いずれ「真夏に外出とか無いわぁ」となりますから。

 

そんな学生生活との違いを一つ一つ覚えながら、社会の役に立つように頑張ってる皆さん。

そろそろ同期の中で明確な差が付いてきているかと思いますが、いかがですか?

 

上位2割に居る、あなた!おめでとうございます!

そのまま無理はし過ぎず、頑張ってください。
ただ、東京(駅周辺)で消耗し過ぎてはダメ!
必ず明るい未来が待ってますよ!
ベンチャー社長目指したり、CTOを目指したり、色々と楽しい事が待ってます。

 

中間6割に居る、あなた!ちょっぴり安心していいですよ。

普通のプログラマとしては合格です。
ただし、まだ勝負はついてませんからね。
自分の不得意はなるべく潰して、得意を伸ばしていきましょう。
「インフラが大好物です」「美しいjsに興奮します」とか言っとけばOKです。

 

さて、下位2割の皆さん…、体力的にも精神的にもお疲れ様です。

前置きが長くなりましたが、このエントリーはあなたの為に書いています。
開発現場で「あれ?ついて行けてないかも?」と少しでも思ったら、参考にして下さい。

 

下位2割の皆さんへ

同じ未経験で始めた同期が、バンバンとプログラムを書いてるのを尻目に、自分は上手く書けない。
苦しんでますよね?
経験値を積めば何とかなるから、今は耐えよう!と思ってますよね?

…これ残念ながら、いつまで経っても解決しませんから!

 

目の前の業務だけを何とかこなしていても、いっこうに楽になりませんよ。
上手くなるには、正しい訓練が必要です。

分かりやすい例が、身近にあります。

「あなたの箸の持ち方は、完璧ですか?」
「あなたの書く文字は、綺麗ですか?」
「あなたは歯を完璧に、磨けてますか?」

どうですか?そんなわけ無いですよね?
プログラムも一緒で、どんなに毎日書いてても、適当にやっていれば、いっこうに上手くなりません。

 

どんな訓練が必要か?

皆さんは、入社後に研修をやってきたことでしょう。
ただ、研修はあくまで知識を教えることがメインです。
プログラマとしての地力は、実は訓練していません。

プログラマの地力とは、IQと論理的思考能力です。

 

とりあえず、今のあなたのIQを知るために、以下のIQテストやってみてください。

(くれぐれも、結果のシェアはしないようにw)

curazy.com

一応、プログラマとしては、そこそこ成功した私のIQをお伝えしておくと135です。

全然自慢できる数字じゃないですが135です

上記URL以外にもテストは沢山ありますが、大体、似たような結果になりますよ。

IQは、最低でも120以上にしておいた方が良いです。

出来るプログラマは総じてIQが高い!

 

もう一つの地力である、論理的思考(ロジカルシンキング)ですが、社会人全般に必須のスキルです。

プログラマも例外では無いです。

それどころか、他の職種よりも、強く求められます。

matome.naver.jp

論理的思考能力が高く無いと、意図したプログラムを組めません。

「言ったのと違うの作ってるよね?」とか言われたらガクブルです ( ;゚Д゚)ブルブル

 

ただ、安心して下さい、上記した2つの能力は伸ばす方法があります。

IQであれば脳トレ、論理的思考であれば専用の訓練をやれば良いでしょう。

「好きこそ物の上手なれ」と言われますが、まさにこの辺を好きな人々がプログラマに向います。

結局、好きなやつになれば、勝手にやりますからねぇ。

 

下位2割の皆さん!まずはこの辺の訓練が苦にならないように、好きになりましょう。

 

とはいえ急いでプログラム能力を高めたいアナタへ

「ゆったり勉強して地力をつけてる暇ないッス!今やばいッス!」
そんな心の声が聞こえます。

そんな時、いつもしているアドバイスがあります。

それは、まずは日本語でプログラムを書け!です。

日本語プログラミング言語(有名なのは、なでしこ)で書きましょう、という意味ではないですよ。

日本語で書く事で、まずは内容を完成させましょうということです。

 

内容を完成させるとは?

要は、英語に慣れていない人が、英語の論文を書くときと同じです。

まずは、慣れた言語(日本語)で考えて、内容を完成させてから、翻訳すれば良いのです。
重要なのは「内容(ロジック)が正しい事」です。

ただでさえ実力が足りない未経験者で、しかも地力不足の人達には、いきなりプログラム言語で、正しいロジックを書くのは、ハードルが高過ぎるわけですね。

しかも、言語の問題以外にも、

フレームワークが分からない

・ツールの使い方が分からない

・ライブラリが上手く動作しない

といった様々なトラップが待っているわけです。

一旦そういう問題は無視をして、まずはロジックの完成だけを目指しましょう。

全てに慣れてくれば、遠回りする必要がなくなります。

 

まとめ

やや話が長くなりましたが、簡単にまとめます。

諦めずに、頑張れ!正しい方法でね。